インストールする方法

Flaskは、 WerkzeugJinja2 の 2つの外部ライブラリに依存しています。Werkzeugは、WSGIのツールキットで、開発やデプロイをする時に、 ウェブアプリケーションと様々なサーバーの間の標準的なPythonインターフェースとなります。 Jinja2は、テンプレートをレンダリングします。

手っ取り早くコンピューターにすべて取得するにはどのようにしますか? 方法はたくさんありますが、virtualenvは素晴らしい手段です。 では、まずは見てみましょう。

使うにはPython 2.5かそれ以上のバージョンが必要なので、Python 2.xの最新バージョンにするようにして下さい。 これを書いている時点で、WSGIの仕様はPython 3でまだ最終決定していないので、FlaskはPython 3.xシリーズをサポートしていません。

virtualenv

Virtualenvは、開発中に使いたいと思うもので、本番環境においてもシェルでアクセスする場合におそらく使いたいと思うものだと思います。

Virtualenvはどのような問題を解決するのでしょうか? 私がそうであるようにあなたもPythonが好きなら、Flaskベースのウェブアプリケーション以外の他のプロジェクトでも使う可能性があります。 しかし、他のプロジェクトがあるなら、異なるPythonのバージョンや異なるPythonライブラリのバージョンで作業する可能性が高いと思います。 そういう状況に直面したら、ライブラリはかなりの頻度で後方互換性がなくなります。 そして、アプリケーションが依存関係を持っていないということはまずありません。 プロジェクトで2つ、もしくはそれ以上の依存関係で競合しているなら、どうすればいいのでしょうか?

Virtualenvが解決します! Virtualenvはそれぞれのプロジェクト毎に一つ、Pythonを複数インストールすることができます。 実際はPythonのコピーを別々にインストールするのではなく、異なるプロジェクト環境毎に隔離された方法を提供します。 では、Virtualenvをどのように使うか見てみましょう!

Mac OS XかLinuxを使っているなら、以下の2つのコマンドの内のどちらかで使うことができるでしょう。

$ sudo easy_install virtualenv

またはよりいい方法として、

$ sudo pip install virtualenv

以上の方法のどちらかで、システムにVirtualenvがインストールされるでしょう。 もしかすると、パッケージマネージャーを使いたくて、もしUbuntuを使っているなら以下を試して下さい。

$ sudo apt-get install python-virtualenv

もしWindowsを使っていて、 easy_install コマンドが入っていないなら、まずそれをインストールして下さい。 インストールする方法についての詳細は、 Windowsで pip と distribute の章をチェックして下さい。 一度インストールしているなら上の同じコマンドを sudo プリフィックスなしで実行して下さい。

Virtualenvをインストールしているなら、シェルを立ち上げて、自身の環境を作成して下さい。 通常は env フォルダ内やプロジェクトフォルダを作成します。

$ mkdir myproject
$ cd myproject
$ virtualenv venv
New python executable in venv/bin/python
Installing distribute............done.

プロジェクトで作業する場合環境をアクティベートする必要があります。 OS XとLinuxでは、以下のコマンドを実行します。

$ . env/bin/activate

Windowsユーザーなら、以下のコマンドを実行して下さい。

$ venv\scripts\activate

いずれにせよ、Virtualenvを使える状態になっています(シェルのプロンプトがvirtualenvの表示に切り替わっているのが分かると思います)。

Virtualenvがアクティブの状態で、以下のコマンドを実行するだけでFlaskを取得することができます。

$ pip install Flask

数秒後には使えます。

システムにインストールする方法

これは同じことができますが、私はおすすめはしません。 root権限で easy_install を実行するだけです。

$ sudo pip install Flask

(Windowsでは、 sudo なしで管理者権限でコマンドプロンプトで実行できます。)

Living on the Edge

もし、Flaskの最新バージョンで作業する場合は、2つの方法があります。: pip で開発バージョンをプルするかgit checkoutで操作するように指示するかのどちらかをできます。 いずれにせよ、Virtualenvをお勧めします。

新しいVirtualenvでgit checkoutで取得して、開発モードで実行します。

$ git clone http://github.com/mitsuhiko/flask.git
Initialized empty Git repository in ~/dev/flask/.git/
$ cd flask
$ virtualenv venv --distribute
New python executable in venv/bin/python
Installing distribute............done.
$ . venv/bin/activate
$ python setup.py develop
...
Finished processing dependencies for Flask

これは依存するものもプルして、Virtualenv内の現在のバージョンにgit headを有効化します。 それから、最新バージョンを取得するために git pull origin をする必要があります。

gitを使わずに開発バージョンを使うためには、代わりに以下を実行して下さい。

$ mkdir flask
$ cd flask
$ virtualenv venv --distribute
$ . venv/bin/activate
New python executable in venv/bin/python
Installing distribute............done.
$ pip install Flask==dev
...
Finished processing dependencies for Flask==dev

Windowsで pipdistribute

Windowsにおいて easy_install のインストールは少しトリッキーですが、まだ簡単です。 一番簡単な方法は、 distribute_setup.py ファイルをダウンロードして実行するだけです。 ファイルを実行する一番簡単な方法は、ダウンロードしたフォルダを開いて、ファイルをダブルクリックして下さい。

次に、PythonインタープリターのScriptsフォルダを PATH 環境変数に追加することによって、 easy_install コマンドと他のPythonスクリプトをコマンドサーチパスに追加します。 それをするためには、デスクトップ上の “Computer” アイコンかスタートメニューのアイコンを右クリックして “Properties” を選択して下さい。 それから、Windows VistaとWindows 7では、 “Advanced System settings” をクリックして下さい。 Windows XPでは代わりに “Advanced” タブをクリックして下さい。 それから、 “Environment variables” ボタンをクリックして、 “System variables” セクションの “Path” をダブルクリックして下さい。PythonインタープリターのScriptsフォルダのパスを追加して下さい。 デフォルトのパスにPython 2.7を使っていると仮定する場合は、以下の値を追加して下さい。

;C:\Python27\Scripts

これで終わりです。 動作するかチェックするには、コマンドプロンプトを開いて、 easy_install を実行して下さい。 Windows VistaかWindows でユーザーアカウントコントロールが有効なら、管理者権限でプロンプトを 表示して下さい。

easy_install があるので、 pip をインストールするために使います。

> easy_install pip